トップページの目次
1.肝臓・肝機能障害の原因
2.肝臓・肝機能障害の対策
3.肝臓・肝機能障害に効果効能があるサプリメント
4.サプリメント以外での予防改善
5.肝臓・肝機能障害に関係する治療法
6.肝臓・肝機能障害に処方される漢方薬
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肝臓・肝機能障害の原因
肝機能障害の原因で最も多いのは、ウイルス感染によるものです。A型肝炎はウイルスに汚染された野菜や魚介類を食べることにより発症します。B型、C型肝炎は血液が感染経路になります。
肝機能障害の原因でウイルス感染に次ぐ大きな要因はアルコールで、毎日本酒で4合、ビールでは大瓶4本以上飲む方には肝脂肪が多く見られます。
これ以外には高カロリーの食事や強いストレス、薬剤や食品添加物などが原因になります。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるように、肝機能が多少衰えても自覚症状が現れにくいので健康診断結果のGOT,GPT,γーGPTの各項目をチエックしてください。
各基準値(単位はIU/リットル)
GOT・・・・10~40
GPT・・・・6~40
γーGPT・・男性0~60 女性0~30
この数値超えたら肝臓機能が低下したと疑う必要があります。
肝臓・肝機能障害の対策
肝機能障害の対策としては、飲酒の習慣のある方はアルコールを控えることがポイントになります。
肝臓・肝機能障害に効果効能があるサプリメント
●サプリメント選びのワンポイント・アドバイス
- ウコンとマリアアザミは肝臓に使われる代表的なサプリメントですが、ウコンは予防を目的にマリアアザミは肝機能が低下した場合に使用してください。
- カキ(牡蠣)とシジミは有効成分のタウリンが肝機能を高めてくれます。
- 田七人参とフコイダンには肝細胞の増加を促進する効果があります。
- ナイアシンとビタミンCは協力してアルコールを分解します。
- レシチンはドイツのBGA(日本の厚生労働省に相当)で肝臓疾患に治療効果があると認められています。
サプリメント以外での予防改善
食事の面では肝細胞を修復する材料や酵素の材料として良質のタンパク質や野菜、果実をたくさん摂ってください。
飲酒はなるべく控えて定期的に検査を受けてGPT、GOT、γーGPT値を調べて常に肝臓の状態を把握するように努めてください。
肝臓・肝機能障害に関係する治療法
肝機能障害・難治性C型肝炎のペグインターフェロとリバビリン併用治療法
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肝臓・肝機能障害に処方される漢方薬
漢方薬は、自分の証に合ったものをお選び下さい。
「証」とは体力、体質、症状などから患者さんの状態を総合的に観察した診断結果のことです。
- 実証は生理機能が高まった状態を意味して、外見は健康そうに見えます。
- 虚証は体力がなく、生理機能が衰え、抵抗力も低下した状態を意味します。
- 中間証は実証または虚証のどちらも偏らず、それぞれの特徴を半分ずつもつ場合を意味します。
「証」の判定は証の自己判定テストご利用ください。
実証
- 大柴胡湯(だいさいことう)
肝機能障害や胆石に用いられます。胸脇苦満があり、黄疸などの症状が認められる場合に有効です。
中間証
- 小柴胡湯(しょうさいことう)
慢性肝炎の治療に用いられます。成分の柴胡に肝機能障害を改善する作用があります。 - 茵ちん五苓散(いんちんごれいさん)
肝炎にともなう、むくみなどに用いられます。 - 茵ちん蒿湯(いんちんこうとう)
黄疸、便秘、吐き気、みぞおち付近の膨満感、尿量減少などの症状がある肝炎、肝硬変に用いられます。 - 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
食欲不振があり、みぞおち周辺につかえ感、吐き気、軽い腹痛、お腹が鳴るなどの症状に用いられます。 - 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
肝機能障害があり、胸脇苦満や胸のつかえ、寝汗や微熱がある場合などに用いられます。 - 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
お血のある人、顔色の悪い人に使われます
虚証
- 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
肝機能障害がある人の体力増強に用いられます。胸脇苦満、寝汗、微熱などの症状に有効です。 - 十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
肝機能障害がある方の体力や免疫力回復に用いられます。 - 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
肝機能障害で疲労倦怠や食欲不振が強い人の体力回復、免疫力を高めるために用いられます。 - 人参養栄湯(にんじんようえいとう)
肝機能障害で体力が低下した人の体カ、免疫力回復に用いられます。
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